みさき公園のシンボル的存在ですが近付く事すら出来ません

動物園の奥、タイダルフェーブ(急流すべり)裏の小高い丘の上にあります。
開園当初には無かった施設で、後のイベントの目玉として作られたものです。
当然、本来の灯台としての役目はしておらず、園内に向けた照明塔として機能していましたが
近隣住民からの苦情により点灯させていないということでした。現在は物理的にも点灯できないと思われます。
内部は資料館のようになっており、他の灯台のレンズなどが展示されていました。
その資料は貴重ゆえに里帰りしたものもあります。
開園当初は灯台に向う乗物はありませんでしたが、1964年にスピードラインと呼ばれる動く歩道が完成
翌年の1965年には観覧車のあるスポーツセンターと呼ばれる向かいの山との間にロープウェイが完成しました。
後にスピードラインは姿を消し、1980年代に入るとロープウェイも姿を消しました。
2001年ごろには、ペアーリフと呼ばれる2人乗りのリフトが完成し、園内はもちろん、晴れた日には明石海峡まで
見渡せるとあって好評でしたが、ペアーリフトが短命に廃止、徒歩のみ向える状態が続きました。
現在ではタイルの剥落などの老朽化もあり灯台周辺への立ち入りが禁止されています。
休園後も岬町のシンボルとして残ります。

参考文献 失われたロープウェイさんのページ(みさき公園ロープウェイ)






観光灯台