特高変電所

(特別高圧変電所)

これが、ご本尊のディーゼル発電機。
ディーゼル機関自体はドイツの特許で、戦争の際にその特許を購入すべく、日本から金塊を積んだ潜水艦が向かったが
途中で沈められたので、特許料を払わずに使用し続けていると聞かされた。
右の大部分がエンジン部分で、上部銀色のヘットカバーが6個見えているので、左右あわせて12気筒のV型エンジンであると推測される。
一方、左の丸いのが発電機部分で、右のエンジンで発生させた動力を、電気に変換している。
発電機に取り付けられたプレートを拡大すると”日立製作所

の文字が読み取れた。
私が以前、仕事で下水処理場に出入りしていた時の話では、エンジンのクランクにピンが刺さっており
停電になると、このピンが抜けて1回転する間にエンジンが始動、自動的に電源供給が始まると聞かされた。
撤去された今となっては判断できないが、左に見えている木のボックスが胸の高さ位で、エンジンは身長より高かった。